セカンドオピニオン外来のご案内
セカンドオピニオン外来は、当院以外の医療機関に入院または通院されている患者さまを対象に、当院の専門医が患者さまの主治医からの情報などをもとに、診断内容や治療法などに関して助言をおこないます。その意見や判断を、患者さまがご自身の治療法を選ぶ際の参考にしていただくことを目的とする外来です。
セカンドオピニオン外来では新たな検査や治療はおこないませんので、患者さまからのお話や主治医の先生からの資料で判断することになりますので、紹介状または診療情報提供書(以下診療情報提供書とする)、検査データなどが必要になります。また、当院での検査や治療をご希望の場合はセカンドオピニオン外来の対象とはなりませんので、通常の外来受診をしてください。
なお、セカンドオピニオン外来は完全予約制です。相談希望の方は、事前にお申し込みが必要となります。
セカンドオピニオン外来の対象となる方
患者さまご本人の相談を原則とします。
諸事情により本人の来院が難しい場合については、患者さま本人の同意書が必要となります。また、患者さま本人の同意が難しい場合(患者さまが18歳未満の場合、又は高齢などを理由により状況の判断が著しく困難であることが認められた場合)については、患者さま本人との続柄を確認出来る書類(健康保険証のコピーなど)が必要となります。
セカンドオピニオン外来で相談可能な対象疾患
中学生以上の循環器疾患(狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈、心臓弁膜症、先天性心疾患、心筋症、肺高血圧症、閉鎖性動脈硬化症、動脈瘤、高血圧症など)が対象となります。
ご連絡の相談内容について、当院の担当医が予め判断したうえで、セカンドオピニオン外来相談の可否を決定いたします。内容によってはセカンドオピニオンの提供をお断りする場合もございますのでご了承ください。
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- ご本人、ご家族以外からの相談。ご家族でもご本人の相談同意書をお持ちでない場合 (ただしご本人が18歳未満の場合を除く)
- セカンドオピニオン外来相談時に、当院での治療など診療行為を希望される場合
- 最初から転医、転院をご希望の場合
- 主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談
- 医療費の内容、医療給付に関わる相談
- 死亡した患者さまを対象とする場合
- 主治医が了解していない場合
- 特定の医師・医療機関への紹介を希望されている場合
- 当院から指定された相談に必要な資料(診療情報提供書・検査データ・レントゲン フィルムなど)をお持ちでない場合
- 相談内容が当院の専門外である場合
- 予約をされていない場合
- 相談内容によってセカンドオピニオン外来よりも、通常の外来受診をお勧めするほうがよいと判断される場合には、別途外来の受診をお勧めいたします
- 著しく本規定の目的にそぐわない相談内容であると判断した場合
セカンドオピニオン外来の相談時間および料金
- セカンドオピニオン外来は自由診療(自費)で行われます。健康保険は使えませんのでご了承ください。
- 事前にお預かりした資料を担当医師があらかじめ十分に検討した上でご相談をお受けいたしますので、面談時間は1件について1時間以内とさせていただきます。
- 相談を担当する医師は、当院の医師のなかから、専門性を考慮して当院で決定いたします。
- 相談料、診療情報提供書を書いていただいた主治医の先生への報告書の作成費を含め、費用は30分まで5400円(消費税含)、30分超~60分は追加で5400円(消費税含)です。
- 相談は完全予約制です。お申し込みを頂いたのちに、当院から相談日をご連絡いたし ます。
- お問い合わせ、ご予約に料金はかかりません。キャンセルも可能です。
- 費用はご相談が終了したあとに会計窓口にてお支払いいただきます。
相談に必要な書類
相談日の2日前(土、日を除く)までに持参していただくもの
- 主治医の診療情報提供書・検査データ 血液検査、超音波検査、CT・MRIなどの画像診断のデータ、心臓カテーテル検査など の血管造影検査のデータなど
- 相談同意書 相談日に患者さま本人が来られない場合は本人の同意書と相談に来られる方の身分 証明書 本人の同意が難しい場合は患者さんとの続柄を確認できる書類と、紹介状(診療情報 提供書)に 「本人の同意が難しい」ことが分かるような記載が必要となります
当日持参していただくもの
- 診察券(当院診察券をお持ちの方はご持参ください)
- 予約票(事前にお送りいたします)
その他
- 相談当日に当院で診療を受けることは、混合診療となりますので原則できません。
- 申し込みのキャンセルや相談日の変更を希望される場合は、お早めにご連絡ください。
- 当院のセカンドオピニオン外来では、その場で転医をお勧めすることはありません。
- 最初から転医をご希望の場合は、この外来の対象となりません。
セカンドオピニオン外来のお申込み手順